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BITS 2.0

書いている途中にbiacさんのところで既に同じネタが取り上げられていることに気付いてしまいましたが……
http://akari.kabe.co.jp/MagSite/Content.aspx?id=20040714085203
7月の月例Windows Updateのチェック時に,セキュリティ項目に混ざって「バックグラウンド インテリジェント転送サービス (BITS) 2.0 と WinHTTP 5.1 用更新プログラム (KB842773)」という項目が「重要な更新」に入っていることに気付きました.

バックグラウンド インテリジェント転送サービス (BITS) 2.0 と WinHTTP 5.1 用更新プログラム (KB842773) - (投稿した日付: July 09, 2004)
ダウンロード サイズ: 638 KB
このソフトウェアによって、バックグラウンド インテリジェント転送サービス (以下 BITS) のバージョンが 2.0 に更新され、WinHTTP も更新されます。これらの更新プログラムでは、自動更新や Windows Update など、BITS を利用するプログラムの今後のバージョンで、空いているネットワーク帯域を使用してファイルを転送し、ダウンロードを最適化することができます。 詳細情報... なお、このページの情報は英語で説明されている可能性があります。

今のところこの更新が表示されるのはWindows XP (SP1)環境だけのようです.他のOSを使用している場合,Windows XP SP1用の更新が存在していることを以下の手順で確認できます.

  1. Windows Updateのサイトへ移動
  2. メニューから「Windows Update をカスタマイズ」を選択
  3. Windows Update カタログへのリンクを関連項目の下に表示する」をチェック
  4. メニューから「Windows Update カタログ」へ移動
  5. メニューから「Microsoft Windows の更新の検索」へ移動
  6. Windows XP SP1用の「重要な更新と Service Pack」を検索し,日付でソート

この時期になってWindowsXP SP1に向けにリリースされたのは,biacさんの記事にあったようにWindows XP SP2の配布を睨んでのことかもしれません.
手っ取り早くBITSを試すには以下のbitsadminを利用するのが簡単です.予めコントロールパネルの管理ツールからサービス設定を起動し,"Background Intelligent Transfer Service"が開始されていること「無効」になっていないことを確かめておいて下さい.

BITSAdmin Tool
http://msdn.microsoft.com/library/default.asp?url=/library/en-us/bits/bits/bitsadmin_tool.asp
『bitsadmin の基本的な使い方』
http://www.exconn.net/Forums/ShowPost.aspx?PostID=102

さらにBITSをアプリケーションから利用するための資料を幾つか挙げておきます.

『Background Intelligent Transfer Service』 MSDN
http://msdn.microsoft.com/library/default.asp?url=/library/en-us/bits/bits/bits_start_page.asp
『.NETとBITS APIを使って自動更新アプリケーションを開発する』MSDN Magazine February 2003 Vol.18 No.2 (MSDN Magazine 日本語版 No.35 p.13)
http://msdn.microsoft.com/msdnmag/issues/03/02/BITS/default.aspx
http://www.ascii-store.com/catalog.cgi?id=00047113

BITSの機能はなかなか面白いと感じましたが,Microsoft以外のアプリケーションもBITSに移行してくれるかどうかでスケジューリング効果の効き具合が変わってきます.Microsoft以外の導入例として,どうやらJava UpdateがBITSを利用していることが窺えます.こんなところでSunが頑張っているというのもなんだか面白いですね.
http://java.sun.com/j2se/1.4.2/ja/ReleaseNotes.html#142_01