Vista 時代のスクリーンショットの取り方 (2)

さて,この影付きスクリーンショットですが,以前は Photoshop でアルファ値の操作を行って手作業で作っていました.が,いい加減面倒になってきてツールでも作るかと思っていたところに,既にそういうツールがあるのを発見したので,今はありがたくそちらを使わせていただいています.窓の杜でも紹介されたので,ご存じの方もいらっしゃるかもしれません.

使用法についても,窓の杜のこの一文で尽くされています.

使い方は簡単で、本ソフトのタスクトレイアイコンをダブルクリックすると画面全体にぼかしなどの効果がかかるので、キャプチャーしたいウィンドウをマウスでダブルクリックすればよい。また、[PrintScreen]キーなどのホットキーにキャプチャー開始動作を割り当てることもできる。

アルファ値付きの影イメージを得るポイントは,オプション設定で PNG イメージをセーブするようにしておくところです.
下は「Window Clippings」でキャプチャした「Window Clippings」のオプション画面です.影がアルファ値であることがわかりやすいように,スタイルシートで背景画像を設定してみました.

オプションの「Clear window background」を使用すると,こんなイメージをキャプチャすることもできます.



実装について興味がある方は,作者である Kenny Kerr 氏の記事 (これは「Window Clippings」の公開場所でもあります),および Ian Griffiths 氏の次のエントリが参考になるでしょう.