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整合性レベルに基づく保護モード

整合性レベル導入による互換性上の影響は,大まかに次の 2 つに分けることができます.
1. アクセス権不足によるリソースアクセスの失敗
2. ユーザーインターフェイス特権の分離 (UIPI) による,プロセス間通信の失敗
前者について,整合性レベルは OS 標準の ACL の上に実装されており,その実装についても詳細なドキュメントが存在します.
後者については,主にウィンドウシステムとウィンドウ間の通信に関する仕様変更で,こちらも詳細にドキュメント化されています.

互換性上の問題に直面したとき,開発者は,整合性レベル Low のプロセス用に専用の設定ファイルを用意したり,カーネルオブジェクトの ACL を変更して整合性レベル Low のプロセスからもオープンできるようにしたり,UIPI の例外を登録したりといった回避策をとることができます.