Game Developers Conference 2005 ネタ (1)

PC Watch の記事より.

まず、語られたのは、「DirectXは生き続ける」という宣言めいたメッセージだ。

LonghornのグラフィックサブシステムはWGF1.0とWGF2.0で構成されることは先日レポートしたばかりだが、2004年のWinHEC以降、「Direct3DはWGFとなる」と宣言してしまったため、多くの人に「DirectXはなくなる」という誤解を与えてしまった。これを正す意味合いからこのような宣言をする羽目となったようだ。

このあたりは以前から一応説明はされていましたがやっぱり誤解は多いみたいですね.ひとつには Longhorn 用に開発が行われている新しい UI フレームワーク Avalon の存在があります. Avalon は現在鋭意開発中(と信じて)ますが,基本的には DirectX ベースで実装が行われると聞いています.一方現在 DirectX チームは WGF に取り組んでいて,Avalon と WGF の開発は独立に進められているとのこと.対応ハードウェアもまだリリースされていない WGF の潜在リスクを Avalon が丸ごと抱え込む,ということは無いようです.
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20050308/wgf03.htm
なおゲームプログラマにとっては「DirectX どうなるの?」が気になるかもしれませんが,なにげに「User Mode GDI」も結構大きな変更点かもしれません.