本二冊
MSDN の学生向けページにあるこれ.
より高度な技術を知りたい! 実社会で役立つことを学びたい!
そんな熱いあなたのために、より実践的な独学できる学習素材を私たちは提供します。記念すべき第一弾は
- 「実践プログラミング〜入門編〜」
- 「コンパイラ入門」
の 2 種類を用意。 IT に興味ある学生諸君のスキルアップをバックアップします!
20日現在まだ公開されてはいないみたいですが,多分このあたりの本からの抜粋になるのではないかという気がします.
実践プログラミング 入門編 C#で学ぶプログラミングの基礎 (ソフトウェア実践講座)
- 作者: 田中達彦
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2006/02/16
- メディア: 単行本
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コンパイラ入門 C#で学ぶ理論と実践 (ソフトウェア実践講座)
- 作者: 冨沢高明
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2006/02/16
- メディア: 単行本
- クリック: 17回
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.NET 1.0/1.1 のころから「コンパイラを作ろう」系の話を書きやすいという下地はあったのですが,そういえばあんまり突っ込んで書かれた文章は見たことがない気もします.もっとも,海外でのオープンソースな .NET 言語実装は十分に盛んと言えるでしょうし,やる気がある人や元から言語実装方面に興味があった人にとってはそれ程退屈することは無かったでしょうけど.
ちなみに C/C++ で時折使われていたインラインアセンブラや,いわゆる実行時コード書き換え(Code Rewriting)が生きる局面では .NET 2.0 から導入された Lightweight Code Generation が便利です.動的なアセンブリ生成と違ってちゃんと「コードが GC される」ので,気兼ねなく結構変な遊びが出来るはずです.
多分この「コンパイラ入門」を読み終えたぐらいの知識があれば十分入り口には立っていると思いますので(とはいえ私は読んでないので完全に推測ですが),興味がある方は次のステップとして挑戦してみると良いでしょう.